ピアニストの身体に水泳がいい理由

仕事をするには身体が資本とはよく言いますが、ピアニストも例外ではありません。年齢も30歳に近づき、身体の具合に少なからずの変化が感じられるようになってきたこの夏、水泳を始めました。毎週ジムのプールで500メートル程泳いでいます。これまで、留学時代の師匠からも水泳を勧められていました。ところが、始めの一歩がなかなか踏み出せなかった。度付きゴーグルがなかったり、塩素が嫌だったりで。

 

「週一回っていうのが一番太り易いんだよ」という友人の言葉が気になっていますが、今の所、体重の推移は順調です。僕の場合はダイエット目的でもなく、魅せるカラダ作りをしているのでもありません。鍛えたいというよりも、肩回りの筋肉をほぐし前身をなるべくしなやかに保ちたいわけです。男性の場合は特に加齢とともに筋肉が固くなってしまいますから。柔軟さは大切です。音楽をするには身体も心も柔軟でないと。

 

水泳がいい理由は、全身を程よく動かせるから。肩甲骨まわりをほぐせるから。手をケガする心配がないから。夏は涼しいから。今日はお盆休み明けだったので、いい気分転換になりました。明日からまた頑張りましょう。