このホームページでもご紹介していた石橋美術館の「あなたに見せたい絵があります。」へ行ってきました。これに続き、九州国立博物館のフェルメールでは、「あなたに会わせたい少女がいます。」だそうです。字数が収まり悪いような。石橋美術館の方はチラシのピカソ作「腕組みして座るサルタンバンク」がずっと気になっていたので、やっと会えたという感じです。実際に行ってみて驚きました。まずコレクションの充実ぶり。久留米ゆかりの青木繁、坂本繁二郎はもちろん、黒田清輝、岸田劉生、フジタなど日本画家の作品の他に、レンブラント、セザンヌ、モネ、ルノアール、ルオー、ゴッホ、マティス、ミロなどオールスターの作品がバランスよく集められてあります。解説も大きな字で短くてよい。それと今回はやはりピカソに眼が向きました。部屋に入ると瞬時に飛び込んでくる迷いのない強い線と色彩。圧倒的な存在感。どの角度から見ても巧みさが際立つ。今風に言うなら「もってる。」って感じですかね。題名は忘れたけど、ブルーの背景で描いた白亜の女性像もよかったです。殆ど二色の小さく鮮やかな絵。他にもコンパクトな名作が沢山ありました。充実度満点。
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