朝からしとしと雨。月曜、火曜と引きこもっていたので「日本画の巨匠たち」を見に福岡市美術館に行ってきました。日本画ってあまり馴染みがないです。ゴッホとかフェルメールの人気に比べて地味なイメージ。今回は岡倉天心に始まり平山郁夫へと現代に至るまでの日本画が集められています。近代化する前の屏風絵など、ヨーロッパの宗教画のようですね。こんなのもいいなあと思うのですが、不思議と随分古いものを見ている感じです。横山大観ら日本画の先駆者たち4人が、日本美術院の畳の部屋に並び正座し描いている写真がありました。まるで近代化を急ぐ様を映した一枚。100年の日本画の歴史がざっと垣間みれました。福岡市美術館は相変わらずの佇まいで、近代化が遅れているようです。ちょうど美術館を出た頃には雨も上がっていたので、大濠公園を散歩しました。この辺りの景観は素晴らしい。向日葵が沢山植えてあり、まだまだ元気いっぱいです。
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